もう1つ、今週、9月11日(水)に中央労働災害防止協会、大阪労働衛生総合センター開催の「パワハラ防止法制化にむけての事業場における対応と対策」セミナーに参加してきました。
来年、心理相談員の更新があるのと、この分野について情報を得るために参加しました。
このセミナーは、ハラスメントの現状や2020年4月に法改正が予定されている内容について、まず説明がありました。それを踏まえ、相談員として相談者から相談を受けた際に留意すべき点について説明がありました。
後半は、事例を用いたロールプレイ、最後にグループに分かれて、パワーハラスメントについての現状、課題について討議しました。
グループ討議の中で印象に残ったのは、「風通しのよい職場」や「コミュニケーションのある職場」ならばパワーハラスメントは起こらないのではないかということです。ただ、残念なことにそのような職場は少ない。「パワハラはどこでもある」ということです。大半が、行為者にパワハラの認識がないことや、被害者が泣き寝入りすること、退職してしまうことが現状にあります。このセミナーはそのような現状に対しどのようにアプローチしていくか、考えるヒントをいただいたような気がしました。それにしても、当日は大変暑く、歩くのが大変でした・・・。